展覧会・作品展でも定番の6年生の題材です。
心材の骨組みの上に粘土で肉付けをしていきましょう。
まずは心材の上に同じ厚みで、薄く粘土を丁寧に付けていきます。(A)
次に(B)の様にします。頭を顔と髪の毛のほうを決めて、顔のほうにあごを作ります。
胴の前後ろも考えて肉付けをしていきます。背中は平らに、胸や腹にふくらみを持たせます。
今度は腕と脚です。(C)
付け根を一番太く、先に行くにしたがって細くしていきます。
(C)まで出来たら、筋肉の付き方と手や足の形を作っていきます。(D)
腕や足には表裏があって筋肉は片面しか付いていませんね。自分の体をよく見たり触ったりしてみましょう。
完成まであと少しです。(E)
顔に向きをつけて、どこを見ているのか目線を感じさせましょう。
(D)で付けた筋肉に太い細いや骨の出たひざ、ぐっと細くなった手首、足首を作りましょう。
ここまでで、粘土の肉付けは終わりです。
この後はこの肉付けを壊してしまわないように、服をつけていきます。
ここまでの粘土が乾いてから服をつけたほうがいいかもしれません。
※先生方に・・・。紙粘土の見本品を使い比べました。
この「紙粘土」がおすすめです。
若干高めですが、粘土の付きや整形のしやすさが優れています。
そして私が持っている「美術解剖学」の本です。
さらに、何を作ったらいいのか分からなかった我が子に買った本です。「13歳のハローワーク」