みんなが上手になれるコツ

色鉛筆は、ダメなの?

2020年9月6日

図工の時間に絵を描いていて色をつける時に、ほぼ全員の先生が

「絵の具を使いなさい。色鉛筆なんてダメです!

と言うでしょう。

 

本当にダメなんですか?色鉛筆は。

なぜ?

色が薄いから?

簡単ですぐに出来てしまうから?

勉強にならないから?

ご自分で試してみましたか?

確かに「色鉛筆でもいいですか?」という子どもの気持ちには「絵の具が面倒だから。」というものがあるでしょう。

 

そこで、試してみました。

大きな絵が大変そうなのは容易に想像がついたので、手のひらサイズで。

どうでしょう。

形を取る下書きから計っておよそ1時間。

12色の色鉛筆で。

分かったことは、十分に鑑賞に堪える作品になること。

細かな表現ができること。

しかし、色を混ぜるのが難しいこと。

時間がかかること。

 

色鉛筆で色を着けることは決して悪いことではなさそうですね。

ただ、絵の具で色を着けるより労力が掛かる。

その辺を子どもに十分に知ってもらって、相談してみてはどうでしょう。

また、子どものみなさんはこの絵を見せて「最後までやり遂げること」を宣言して、お許しをもらってみてください。

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