図工、6年生の題材「わたしの大切な風景」からです。
前回の続きで、残すはメインの大きな樹です。
とにかく木の葉の茂みに悪戦苦闘しています。
子どもだったら、どう取り組むのでしょう。
雲みたいにモクモク形を描くのでしょうか。
3年生ぐらいまではそれで満足しそうな気がします。
6年生はそんなことでは満足しなくて、私と同じように戦うか、諦めて描くのを避けてしまうのでしょうか。
私なりにアドバイスできることは
月並みですが、葉いちまい一枚にとらわれることなく
葉の集まりを塊りとしてとらえて
日の差す方を明るい緑で、影になる方を暗い緑で描こう
ということでしょうか。
少々奇抜ですが、画材を筆から広げて
「スポンジの様なもの」「アルミ箔をしわくちゃにしたもの」をスタンプのように使うと
葉の茂みがうまく表せるかもしれません。(どこか要らない紙で試してみてからですよ。)
私は筆の側面を画用紙に当てたり、絵の具をかすれさせたりしました。
腰のない筆があれば、毛先をわざと割って叩くように描くとうまくいくかもしれません。
どちらにしても私が苦戦したように、一番描きたい部分とたっぷりある時間の中で向き合ってください。それこそが造形活動だと思います。