みんなが上手になれるコツ

わたしの大切な風景2(後編)

2020年10月11日

図工、6年生の題材「わたしの大切な風景」からです。

前回の続きで、残すはメインの大きな樹です。

 

とにかく木の葉の茂みに悪戦苦闘しています。

子どもだったら、どう取り組むのでしょう。

雲みたいにモクモク形を描くのでしょうか。

3年生ぐらいまではそれで満足しそうな気がします。

6年生はそんなことでは満足しなくて、私と同じように戦うか、諦めて描くのを避けてしまうのでしょうか。

 

私なりにアドバイスできることは

月並みですが、葉いちまい一枚にとらわれることなく

葉の集まりを塊りとしてとらえて

日の差す方を明るい緑で、影になる方を暗い緑で描こう

ということでしょうか。

 

少々奇抜ですが、画材を筆から広げて

「スポンジの様なもの」「アルミ箔をしわくちゃにしたもの」をスタンプのように使う

葉の茂みがうまく表せるかもしれません。(どこか要らない紙で試してみてからですよ。)

私は筆の側面を画用紙に当てたり、絵の具をかすれさせたりしました。

腰のない筆があれば、毛先をわざと割って叩くように描くとうまくいくかもしれません。

 

どちらにしても私が苦戦したように、一番描きたい部分とたっぷりある時間の中で向き合ってください。それこそが造形活動だと思います。

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