みんなが上手になれるコツ

図工のコツ

消しゴムはんこ

2020年10月1日

消しゴムはんこを、趣味で作りました。

図工の授業ではありません。

書写の毛筆の作品にスタンプを押したくて、消しゴムはんこを作りました。

数年前から流行っていて、学校でも子どもと一緒に作っている先生もいましたが、私は初めて挑みます。

小学1年生の年賀状から版画を始めた私ですが、材料も道具も分からないので、Amazonをうろうろしました。

結局、セット物で全てそろっているものが楽そうなので、消しゴムメーカーSEEDの「ほるなびDxセット」を買いました。消しゴムはんこセット

セットの中身は、こんな感じです。必要なものはすべてそろっています。

ほるなび

入っていたトレーシングペーパーに、さっそく下書きをしました。

消しゴムへの転写はトレーシングペーパーの裏から爪でこするだけで簡単にできました。

彫っている間に、下書きが消えるのが嫌なので細い名前ペンでなぞってあります。

転写

必要な大きさだけを切り取ります。

普通のカッターナイフで切れますが、乱暴にしたのでこのように端が欠けました。

三角刀も付いていましたが、デザインナイフで彫り進めていきました。

親切に掘り方を書いたリーフレットがついているので、その様にしていきます。

その後、広い面をすくうときは三角刀で。

子どもでデザインナイフが難しそうなときには、初めから三角刀を使うのがよさそうです。

全部彫り終えて、これで完成です。

細かい彫りくずを取り除くのに、練り消しが付いてきます。

薄い紙で版をこすり出してみると、彫り残しや彫り足りないところが確かめられます。

茶色のインクパッドが付いていたので、さっそく押してみました。「完成!!」

さて振り返りです

刃物を使うものの、消しゴムはかなり柔らかく、それほど力を入れすに済むので、3年生でもできそうです。

幼い時に石膏版を釘でガリガリ削って版画をしたのは、1年生の頃の図工の記憶だったかな?

それよりは危険です。

消しゴムの彫り心地ですが、私には柔らかすぎます。

数カ所、欠けてしまった所があります。

市販のゴム版(リノリウム製)が粘りもありちょうどよく感じます。

安全に弱い力で彫れる面を重視するならば、楽しい版画でした

学校ではなくお家で親御さんと一緒に作るのならば、1年生でも大丈夫そうです。(三角刀で線彫りが主ですが)