図工の時間に絵を描いていて色をつける時に、ほぼ全員の先生が
「絵の具を使いなさい。色鉛筆なんてダメです!」
と言うでしょう。
本当にダメなんですか?色鉛筆は。
なぜ?
色が薄いから?
簡単ですぐに出来てしまうから?
勉強にならないから?
ご自分で試してみましたか?
確かに「色鉛筆でもいいですか?」という子どもの気持ちには「絵の具が面倒だから。」というものがあるでしょう。
そこで、試してみました。
大きな絵が大変そうなのは容易に想像がついたので、手のひらサイズで。
どうでしょう。
形を取る下書きから計っておよそ1時間。
12色の色鉛筆で。
分かったことは、十分に鑑賞に堪える作品になること。
細かな表現ができること。
しかし、色を混ぜるのが難しいこと。
時間がかかること。
色鉛筆で色を着けることは決して悪いことではなさそうですね。
ただ、絵の具で色を着けるより労力が掛かる。
その辺を子どもに十分に知ってもらって、相談してみてはどうでしょう。
また、子どものみなさんはこの絵を見せて「最後までやり遂げること」を宣言して、お許しをもらってみてください。