図工や美術の時間、子ども達は人の顔を描くのを嫌がります。
人や顔は、普段から見慣れているだけに少しの狂いが目立ち、出来不出来が分かりやすいからなのでしょう。
頭の部分は基本的に「球」なのですが、なかなかそうは捉えられません。
髪の毛があり、目があり、鼻があり、口があるお面の様に捉えています。
一日に何回も見ているのですから、感覚的には形をよく捉えているはずです。
でも、造形的にどんな立体なのか考えられません。
立体感さえ捉えて表現できれば、とりあえず「変な顔」にはならないでしょう。
似ているかどうかは、また別ですが。
低学年の子どもは、そのへんを、あまり気にしません。
本当にむとんちゃくです、顔を緑色に塗ってしまうぐらい。
それも発達段階ですね、のびのび描ければいいでしょう。
とりあえず、高学年の、顔を描きたくない子どもに向けた動画を作りました。
語り出せばあまりにも時間が長くなってしまうので、今回は、おおまかな顔の作りだけにしました。
どうですか?
次回は、もう少し細かく顔のパーツごとに説明したいと思います。