小学3年生が、赤・黄・青、色の三原色を使ってみます。
ひとつの色を水にといて塗る復習です。
子どもにとっては初めての経験でしょう。
大人はこの三原色ですべての色を作れることを知っていますが、知らない子どもは多いことでしょう。
次に三原色で、それぞれの中間色、オレンジ・緑・紫を作ります。
新しい色ができたことで、子どもの中には大きな驚きがあることでしょう。
異なった色を混ぜ合わせることで、新しい色ができます。
中間色を作った後は、時間の許す限り、各々自由に新しい色づくりを楽しむとよいでしょう。
ただ、三原色以外の色をパレットに出してはいけません。
三原色だけで何千もの色が作れることを体感してもらうためです。
作りたい色を三原色を使って作れるようになるには、この経験がかなり多く必要でしょう。
今の図工の授業の時間数では明らかに足りません。
補うためには、カラーチャートなどで遊ばせるとよい感覚が身につくのかもしれません。