今回は、私にとっての永遠のテーマです。
絵の具の指導で「透明水彩」の技法を指導するか、「不透明水彩」の技法を指導するか。
あるいはハイブリッドな技法か。
難しい言い回しをしましたが、要するに、ピンク色を作るのに「赤に白を混ぜる」か「赤に水を混ぜる」かです。
(皆さんがよく知っているところでは、ポスターカラーが「不透明水彩」です。)
それぞれに良さがあり、それぞれに難しさがあります。
そして小学生用の絵の具メーカーは、どちらにも対応できる様に絵の具を作っています。
どなたか、私の悩みを解決してください。
今は「3年生は白を混ぜる」「6年生は水を混ぜる」という子どもが混乱する考えに至ってしまっています。
「透明水彩」の技法を動画にしました。
きっと、こちらの技法のが馴染みが薄いので紹介したかったからです。
白い絵の具を使わずに、絵の具と混ぜる水の加減だけで淡い色を表現する技法です。
美術の世界で水彩画といったら、ほぼ100%こちらの描き方なんです。
ぺんてる製の絵の具は「透明」な技法「不透明」な技法にも使えるとうたっています。
サクラクレパスの物でよく見かけるのは「マット(=つや消し?)」の名が付いていて、他に「サクラクレパス 絵の具 透明水彩 12色セット」というものがあります。(知りませんでした)
サクラは使い分けてほしいと考えているのでしょうか。
値段もぺんてるのほうが少し高めです。
また、サクラからは、「サクラマット水彩マルチ」という便利な絵の具もあります。
水性でありながら、ペットボトルや牛乳パック、ガラス、金属にも色が塗れるそうです。
工作にもガンガン使えそうですね。
そして、こちらの説明には透明な表現にも不透明な表現にも使えると書いてあります。
ということは「マット」というのはつや消しのという意味なのでしょうか。
値段もぺんてるの物と変わらないのでお薦めですね。
【追記】
最近は100均ショップでは12色セット100円で売っています。
ダイソーの物とセリアの物を手に入れました。
また、イオンのプライベートブランド「トップバリュー」の物(500円くらい)も用意できました。
近々、使い比べてみようと思います。