4年生から学習する木版画について、初歩から数回に分けて段階を追ってコツを解説していきます。
【彫り】
・初級編(彫刻刀の紹介と持ち方、三角刀と丸刀の使い方、白い線の彫り方)今回
・番外編(色々な模様彫り)
・上級編(その他の刀の使い方、影を付けた彫り方)
【刷り】
・一版一色版画(ねり板とローラーの使い方、インクの量)
・彩色木版画(棟方志功風?)
・一版多色版画(絵の具の濃さと量、絵の具の置き方)
【彫り】初級編
4種類の彫刻刀を紹介します。
4年生には三角刀と丸刀を覚えてもらいたいです。
2つの最大の違いは彫れる線の太さでしょうか。
持ち方は鉛筆持ち、版木を抑える手は絶対に刃の前に出さないこと!
ここを指導しないと即、怪我につながります。
動画はちょうど10分間あります。
次回は、【彫り】中級編です。
白い面を彫ること、黒い線を残すことの指導です。
4年生では、ここまで指導しておくと、5年生の作品に期待ができます。