消しゴムはんこを、趣味で作りました。
図工の授業ではありません。
書写の毛筆の作品にスタンプを押したくて、消しゴムはんこを作りました。
数年前から流行っていて、学校でも子どもと一緒に作っている先生もいましたが、私は初めて挑みます。
小学1年生の年賀状から版画を始めた私ですが、材料も道具も分からないので、Amazonをうろうろしました。
結局、セット物で全てそろっているものが楽そうなので、消しゴムメーカーSEEDの「ほるなびDxセット」を買いました。
セットの中身は、こんな感じです。必要なものはすべてそろっています。
入っていたトレーシングペーパーに、さっそく下書きをしました。
消しゴムへの転写はトレーシングペーパーの裏から爪でこするだけで簡単にできました。
彫っている間に、下書きが消えるのが嫌なので細い名前ペンでなぞってあります。
必要な大きさだけを切り取ります。
普通のカッターナイフで切れますが、乱暴にしたのでこのように端が欠けました。
三角刀も付いていましたが、デザインナイフで彫り進めていきました。
親切に掘り方を書いたリーフレットがついているので、その様にしていきます。
その後、広い面をすくうときは三角刀で。
子どもでデザインナイフが難しそうなときには、初めから三角刀を使うのがよさそうです。
全部彫り終えて、これで完成です。
細かい彫りくずを取り除くのに、練り消しが付いてきます。
薄い紙で版をこすり出してみると、彫り残しや彫り足りないところが確かめられます。
茶色のインクパッドが付いていたので、さっそく押してみました。「完成!!」
さて振り返りです
刃物を使うものの、消しゴムはかなり柔らかく、それほど力を入れすに済むので、3年生でもできそうです。
幼い時に石膏版を釘でガリガリ削って版画をしたのは、1年生の頃の図工の記憶だったかな?
それよりは危険です。
消しゴムの彫り心地ですが、私には柔らかすぎます。
数カ所、欠けてしまった所があります。
市販のゴム版(リノリウム製)が粘りもありちょうどよく感じます。
安全に弱い力で彫れる面を重視するならば、楽しい版画でした。
学校ではなくお家で親御さんと一緒に作るのならば、1年生でも大丈夫そうです。(三角刀で線彫りが主ですが)